「あなたがたには、港と空き地と送電線しか見えていない 」−(仮)仙台高松発電所計画への憤りの声①−

ここでは、4/2,3の(仮称)仙台高松発電所建設計画の説明会の質疑応答などであげられた、計画に憤る市民の声をご紹介します。あなたにもきっと共感するところがあるはずです。現在、(仮称)仙台高松発電所建設計画は、環境影響評価方法書を公開し、意見を募集しています(4/27〆切、方法書のウェブ掲載は4/13まで)。ぜひ自分の意見を書いて事業者に届けてみませんか?「計画には反対だけど、何を書いたらいいのか…」という方は、このページをご参照ください。

⭐︎あわせてご覧ください(当サイト記事)
「速やかに『名誉ある撤退を』」−(仮)仙台高松発電所計画への憤りの声②−
「ならず者の仲間に入るのか、足を洗うのか」−(仮)仙台高松発電所計画への憤りの声③−
 「健康影響はない」?その根拠は? −(仮)仙台高松発電所計画への憤りの声④−

 

「あなたがたには、港と空き地と送電線しか見えていない 」

(仙台港の石炭火力発電所建設問題を考える会共同代表・長谷川公一の4/2説明会会等場での発言)

子ども達に、大気汚染を贈るのか

さきほどの説明には1km圏には住宅地がないというセリフが何度も出て来ます。周辺に住民がいないかのように説明されています。

しかし5km圏内には、七ヶ浜町を含んで小学校が9校、計15校の中学や高校、大学があるのです。推定では5km圏には約10万人の人々が住んでいます。宮城野区の19の児童館のうち、 6つの児童館が5km圏にあります。春休みの児童館をたずねると、どの児童館にも子ども達の笑顔があふれています。四国電力の橋本さん、住友商事の猪塚(いづか)さん、あなたがたは、この子ども達に、大気汚染を贈るのですか。蒲生干潟の鳥たちに、水銀と粉塵を贈るのですか。

あなたがたには、港と空き地と送電線しか見えていない。地域の住民の暮らしが見えていない。見ようとしていない。地域の生態系が見えていない。

仙台市宮城野区白鳥地区、高砂一丁目、多賀城市八幡、七ヶ浜町湊浜一丁目、是非、高松埠頭から2km、4km、5km圏の住宅地域を自分の足で歩いてみてください。津波を必死で逃れて、仮設住宅やみなし仮設で、この6年間じっとがまんしてきた、震災復興を真剣にめざしてきた人々の暮らしがあるのです。これからさらに40年間、大気汚染を耐え忍べ、と、四国電力と住友商事は言うのですか。

ここ仙台市では、行方不明者を含め、949人が亡くなっています。多賀城市では219人が亡くなっています。七ヶ浜町では81人が亡くなっています。無念の思いでなくなった方たちが望んだのが、この石炭火力発電所でしょうか。私たちが求めた復興が、この石炭火力ですか。被災地の声を聞いてください。犠牲者の声を聞いてください。干潟の鳥たちの声を聞いてください。

続いて具体的な質問です。

国の温暖化対策を無視するのか

第一に、 二酸化炭素が、重点項目になっていません。それはなぜですか。

関連して、2030年26%削減、2050年80%削減という国の温室効果ガスの削減目標との整合性がまったくとれていません。御社は、国の温暖化対策を無視するのですか。

愛媛県選出の山本公一環境大臣も、四国電力のこの計画について、「石炭火力というものに対して非常に懐疑的に見ております」と3月17日の記者会見で述べておられます。この大臣の見解をどう思われますか。

蒲生干潟を評価項目に含まないのか

第二に、津波に流されたものの奇跡的に復活した「野鳥の楽園」、44年前に国指定の鳥獣保護区特別保護地区に指定された蒲生干潟が約2kmメートル南にあります。国際的にも重要な渡り鳥の休憩場所です。杜の都の自然のシンボルの1つです。コクガンを始めとする蒲生干潟の貴重な生態系が、評価の対象になっていないのは重大な欠陥です。蒲生干潟をなぜ、評価項目に含まないのですか。

多賀城市・七ヶ浜町でのモニタリングを

第三に、多賀城市、七ヶ浜町には、現在大気汚染局が全くありません。私達は早期に設置するよう、県知事に2度申し入れをしてきましたが、大気汚染局をつくる計画もありません。多賀城市・七ヶ浜町での、大気汚染のモニタリングはどのように行うのですか。

ノルウェー政府年金基金が四国電力への融資を中止

私達は本日から、「杜の都を「石炭の都」にするな」 緊急署名を、宮城県内、全国および全世界で開始いたしました。四国電力と住友商事は、パリ協定に合意した世界の196の国と地域の世論を敵に回すことになるのです。

ノルウェー政府年金基金は、投資規定で社会的責任に問題のある企業には投資しないことにしています。昨年4月新たな投資基準を発表し、石炭関連の世界52社を融資の対象から外しましたが、四国電力もその中に入っています。四国電力は既に国際的な投資引き揚げの対象になっているのです。

今日の東芝が、御社、四国電力と住友商事の明日の姿ではないことを切に願っています。

以上で私の質問および発言は終わります。

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