塩釜に続き、多賀城市民も市長へ質問状

10月22日に塩釜市長に宛てて質問状が出されたのに続き、11月7日、「石炭火力発電を考える多賀城の会」が多賀城市長に対して公開質問書を提出しました。回答期限は12月5日。詳しくは同会の事務局長、鈴木利次さんによる報告(下記)をご覧ください。

11月7日、多賀城市長に仙台港の石炭火力発電所操業に関する公開質問書の申入れ

石炭火力発電を考える多賀城の会 事務局長     鈴木利次

▽十一月七日石炭力発電を考える会は、多賀城市長に対して仙台港の石炭火力発電所操業に関する公開質問書の申入れをしました。
▽出席者は、多賀城市民八名と賛同する多賀城市議三名が参加、多賀城市からは、市民経済部竹谷部長他三名が応対しました。
▽公開質問書は、現在操業している仙台パワーステーションの健康被害、地球温暖化による気象災害、地域の自然環境悪影響、多賀城市に大気汚染局の常設などを問う内容となっています。
▽八幡在住の遠藤秋雄氏は、パワーステーションの操業は、認めることはできないが、今後も住友商事の火力発電所やレノバ社の火力発電所の仙台港での建設計画が残っている。現在も断念していない。これらが稼働すると複合汚染により市民への影響が計り知れない、今回の申入れの回答にもこのことを触れるよう当局は対応していただきたい。
▽町前在住の三條氏からは、昨年五月末に多賀城市長、市議会議長が県知事へ多賀城市に大気汚染局常設要望したが、一年以上たっているがなにも変わらない。この間多賀城市は、なにをしてきたのか説明していただきたい。
▽戸津川はるみ議員からは、八幡や東田中のマンションなどの住民から、臭いや洗濯物の汚れが付着などの多数の意見を聞いている。なんとかしてほしいとの要望がある。
▽佐藤惠子議員からは、宮内地域では、宮内固有の煤塵問題の他にパワーステーションの汚染等二重三重の問題発生の指摘をしました。
▽応対した市民経済部の竹谷部長は、遠藤秋雄氏の要望には、十分その旨触れる回答書を出すと説明しました。
▽三條氏への回答では、この間の県知事要請は、二市三町会議、公害防止協定締結の近隣七自治体課長会議での要請と二度にわたって実施したと説明しました。
▽公開質問書の回答期限は、十二月五日です。市長・当局の誠実かつ丁寧な説明と具体的な行動が記された回答書になるよう強く要望して終了しました。

<質問抜粋>

全文はこちらからご覧ください。

質問一

  • 菊地市長が仙台港における石炭火力発電所新設について、公害防止協定に署名して、建設を了解した理由を示してください。
  • パリ協定にみられるような、地球温暖化防止に向かう世界の流れについて行政として果たすべき課題をどのように考えているか、示してください。

 

質問二

① 石炭火力発電所から排出される煤塵や排水には「水銀」が含まれますが、「水銀排出量の予測・評価・削減対策」について、協定でどのように盛り込まれているのか、示してください。

② 石炭火力発電所から排出されるPM2.5などによって心筋梗塞、脳卒中、肺がんなどの疾患を悪化させ死亡リスクが上昇するとされています。(広瀬俊雄医師2017.12.16学習会「大気汚染と健康影響」報告) 仙台PSの稼働による影響も懸念されています。多賀城市としての対策をどう考えるのか、示してください。

質問三

  • 「公害防止協定書」は、宮城県、仙台市、塩竈市、名取市、多賀城市、七ヶ浜町及び利府町(以下「甲」という)と仙台パワーステーション株式会社(以下「乙」という)の間で締結されています。多賀城市として協定内容を見直す意思はないか、見解を示してください。
  • 第2条の、事業者が「最善の公害防止対策の実施に努める」というのは、具体的にどういう内容なのか、示してください。
  • 多賀城市民の声や意見を反映し、以下のように協定書の内容を変更していただきたいので、見解を示してください。

イ.「水銀排出量の予測・評価・削減策」を明記すること。

ロ.PM2.5の規制基準値を明記し、基準を超えた場合直ちに稼働を停止すること。

ハ.「第11条・・・・・・有害性が確認されている化学物質については、代替品への切り替え等、環境中への排出抑制に努める」は、「・・・・・・・、環境中への排出は行わない。」と改めること。二.「第14条・・・・、一般に公表するよう努める」は、「・・・・、一般に公表する」と改めること。

  • 「公害防止協定」を締結するに当たり、議会や市民への意見聴取は「いつ実施され」「どのような意見が出され」「その結果どのような扱いになったか」経過と内容を示してください。

 

質問四

① 宮城県知事の大気汚染測定局常設の多賀城市への回答は、どうなったのでしょうか。経過と内容を示してください。今後の宮城県に対する働きかけについて示してください。

② 大気汚染測定局の常設は、市民生活の日常の安全確保の点からも緊急かつ重要な課題です。宮城県への働きかけは、もちろんですが、多賀城市として独自に設置する考えがあるかどうか示してください。また、ない場合その理由を示してください。その上で今後どのような対応策をとるのか具体的に多賀城市民に示してください。

以上

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